<なんちゃって俳句!春を迎えて1000句突破!!!>
立春を迎えていよいよ「なんちゃって俳句」が
1000句を突破致しました!!!
早春の訪れが背中を押してくれた感じです。
梅の便りが何となく心を掻き立て
俳句を書きたい詠みたい吟じたいという
正直な気持ちにさせてくれました。
想いのままに自由な俳句を書きたいと始めた
この試みは何時の間にか1000句です。
自分で自分に褒めてあげたい気持ちです!!!
今年はお正月から
能登半島地震に見舞われてしまい
気持ちが落ち込んだりしましたが
なんちゃって俳句を書き続けるという
自分に課した目標を
何とか貫き通すことが出来ました。
なんちゃって俳句1000句目の句
「遠回り何時しか還暦浅き春」
2月8日に詠んだ句です。
字余りですが「浅き春」という季語を入れました。
還暦がコロナ禍の間に過ぎてしまった自分の
切ない気持ちを詠んだ俳句です。
5+8+5=18
一文字字余りですが
なんちゃって俳句にしては
基本に沿ったおとなし目の句でした。
1000句目前の句では
「物事に竹のような節目ってある」
この句はやはり一文字字余りです。
5+6+7=18
字余りですが3フレーズから出来ているので
リズムが好くて口語が効いています。
新仮名遣いですね。
「冬の尽ほつほつ心の火が点る」
この句も字余りです。
5+8+5=18
擬音がまじってリズミカルですが破調の字余りなんですね。
現代の言葉のリズムが17文字に
すんなりと当てはまらないなんちゃって俳句です。
もう一句年が明けてからの冬の句です。
「無限の世界はまるで冬の砂漠」
能登半島地震の後に毎日流れる
被災地の様子や東関東大震災の津波の被害の
あの時の様子などを思い出して詠んだ句です。
8+3+6=17
この句は破調ですが17文字に納まりました。
「冬の砂漠」の冬が季語ですが
季節が冬という事にはとどまらず
心の冬という淋しい砂漠に例えた表現でもあります。
なんちゃって俳句も1000句ともなると
なかなか深みのある心を表現する
詠み手の心理心情が現れ
言いたいことの意志が伝わる句が生まれて来ました!
これは、とてもいい効果です!
俳句の基本と云われる写生句では
なかなか心理心情が表現できません。
心象句という表現で
思いを物に表現して心を読み込むことは
かなり多く詠まれていますが
何かに想いを詠み込むには
限界があり伝わり方がストレートに行きませんね。
そこがまた面白くもありますが
解りづらいです。
そこは「なんちゃって俳句」を上手く応用して
心理心情を端的にストレートに表現出来たら
面白い俳句が詠めると考えます。
これまでの俳句にこだわらない
ブロックを外した枠の中に閉じこもった俳句から
自由で開かれた楽しい俳句を!
作者の心理心情が表現できる俳句を!
「なんちゃって俳句」で詠んでいきたいです。
まだまだこれからです。
<800句~1000句の抜粋>
「古日記やるべきことはやったかな」
「枯れ木星なくした一本の鉛筆」
「やなことは忘れて自由でありたい」
「どこまでが町どこからが冬銀河」
「この年を心に刻み年越える」
「やれることやればやれるさ山眠る」
「このままでいい訳がなく年極む」
「小春日が嬉しくも切なくもあり」
「星ひとつ聖樹に乗せて平和なれ」
「年惜しみ自分に悔いはないか問う」
「サンタから遅れるねってメール来る」
「三角の帽子サンタの忘れ物」
「初昔うすれゆく記憶つないで」
「年新た夢は叶えるためにある」
「年新た忘れたはずの玉手箱」
「年明けてちっぽけだって夢は夢」
「初春の夢は必ずそこにある」
「短い一日でも長い一日」
「生命線握りしめ生きる松七日」
「寒北斗自分を見失わぬよう」
「寒の酒うまいと思えばうまいから」
「苦になるか楽になるかは己しだい」
「山越え谷越えサバンナまで越える」
「心には小さなお守りがひとつ」
「なくて七癖ともに白髪で年の功」
「幕は開いたさぁ何から始めよう」
「喜怒哀楽ひとは心に動かされ」
「叶うから夢に大小なんて無い」
「寒い夜心まで寒いものだね」
「炬燵から早く出たいな春よ来い」
「寒越えて年には年の花咲かそ」
「ゆっくり行こう一日もったいない」
「ゆっくりじっくり一日を楽しもう」
「無限の世界はまるで冬の砂漠」
「取返しつかないってある大寒」
「ほっこりと和めば心軽くなる」
「冬の尽ほつほつ心の火が点る」
「天災か人災か地球の裏表」
「物事に竹のような節目ってある」
「雪解けにまた雪安心できない」
「目覚めた莟小さくても咲くはず」
「春の目覚め恋の目覚め夢みてる」
「遠回り何時しか還暦浅き春」
<更に10句抜粋>
「古日記やるべきことはやったかな」
「やなことは忘れて自由でありたい」
「サンタから遅れるねってメール来る」
「山越え谷越えサバンナまで越える」
「叶うから夢に大小なんて無い」
「ゆっくりじっくり一日を楽しもう」
「無限の世界はまるで冬の砂漠」
「冬の尽ほつほつ心の火が点る」
「物事に竹のような節目ってある」
「雪解けにまた雪安心できない」