<なんちゃって俳句!いつのまにか800句越えてた!!!>
年末年始は何かと忙しなく
どうにか「なんちゃって俳句」を書きつづけるために
時間を取るがやっとでした。
書き始めたのが六月ですから
ちょうど半年が過ぎてしまいました。
気が付けば「なんちゃって俳句」がいつの間にか
800句に達していました。
想いのままに自由な俳句を書きたいと始めた
この試みは何時の間にか800句です。
もう師走だなんて!
誰が想像できたでしょうか?
11月まで夏日があり
挙句にやっと紅葉の師走です。
毎年短くなる秋は
何だかどこへ行ってしまったのか
これも温暖化現象なんでしょう!
兎に角、始めたからには続けなくては
800句めの俳句は
「心の故郷はいつも変わらない」
無季句でした。そして句またがりの17文字です。
この句は語り掛けるような口語調、
そこがなんちゃってだと考えます。
「なんちゃって俳句!」がどうして
なんちゃってなのか?
これまでの俳句ではなくどうして
「なんちゃって」なのかそうしなくてはならないのか
自問自答の毎日です。
「肩すくめ空に押されて年歩む」
例えばこの句ですが
「年歩む」が年末の冬の季語です。
忙しない年末の空が晴れて青々と
後ろから背中を押してくるような
一年の終わりのあわただしさを詠んだのですが
基本的な従来の俳句と変わらないようにも感じる句です。
けれども、「年歩む」という表現は写生では
言い表わせない意味合いが含まれています。
実際に歩いていますが「年」という言葉の意味が
その人の年齢という事でもあり
それだけではないこの一年間という意味や
この年という意味など
深い意味合いが感じられます。
特に、本人の年齢という意味を含みながら
歩いているのですから前に進む訳です。
心の問題を言い表わしているのです。
作者本人にとってはこの句は
心象句です。
心理心情を表現しています。
リズムは5+7+5=17
整った3フレーズのリズムです。
俳句の基本ですね。
年末年始には季語とは考えずに
季語を使っていたり
年の瀬の気持ちを表したいので
季語を詠んでみたりと
無季句が少ないように感じました。
それでもやはり
なんちゃって俳句でなければ
それが俳句か!そんな俳句は無い!
それじゃ俳句じゃない!
なんて云われそうですが
「なんちゃって」と言えば
俳句の基本ではなく
違う書き方で詠んだんだと読者が
考えてくれるだろうし
何よりも作者本人が
これまでのブロックを外した
枠の中に閉じこもった俳句からの
脱皮のような気持ちで
自由に想いのままを表現できるという
ところが「なんちゃって俳句」です。
まだまだこれからもチャレンジしてゆきます。
<700句~800句の抜粋>
「AIの間違い探しは宝探し」
「枯葉踏むこの一年を踏みしめて」
「儚さが加速して落ち葉追い立てる」
「花も葉も落ちて葉命甦る」
「人生初のどんでん返しなるか」
「翁なら兎と月を旅あるき」
「未来は想像を越えて来るから」
「枯葉は年輪に今日は未来へ」
「時の旅地軸の謎に廻されて」
「サンタクロースはコカ・コーラがお好き」
「サンタから遅れるねってメール来る」
「己がため己が十七文字を書く」
「悲しみは晴れた空よりも青い」
「いいこと悪いことあって年終わる」
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<さらに500句~800句を抜粋>
「人が人を越えればもはや事件だ」
「無機質な町が猛暑にさめてゆく」
「木の実落ちころりと命つなぐもの」
「柿食えばもう寝る時間時計鳴る」
「短くて月が泣いてる秋はどこ」
「林檎煮るみるみる外は真っ暗に」
「後の月もう少しだけ眺めたい」
「惑星の止まらないサイクルに立つ」
「AIの間違い探しは宝探し」
「枯葉踏むこの一年を踏みしめて」
「儚さが加速して落ち葉追い立てる」
「翁なら兎と月を旅あるき」
「変わらないものは目には見えないもの」
「極月の荷物の重さ省みる」
「時の旅地軸の謎に廻されて」
「サンタクロースはコカ・コーラがお好き」
「サンタから遅れるねってメール来る」
「己がため己が十七文字を書く」
「悲しみは晴れた空よりも青い」
「いいこと悪いことあって年終わる」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<更に更に抜粋して11句>
「裏表なくてメビウスの人の輪」
「人が人を越えればもはや事件だ」
「木の実落ちころりと命つなぐもの」
「後の月もう少しだけ眺めたい」
「儚さが加速して落ち葉追い立てる」
「翁なら兎と月を旅あるき」
「変わらないものは目には見えないもの」
「サンタから遅れるねってメール来る」
「己がため己が十七文字を書く」
「悲しみは晴れた空よりも青い」
「いいこと悪いことあって年終わる」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<400句~500句の抜粋5句>
「明日のことだれも解らず終戦日」
「揚羽蝶みつけたら子供に返る」
「満足と限界の際に夏が来る」
「爽やかな晴空に涙がこぼれ」
「流れ星どこかで思い出がしゃべる」