<なんちゃって俳句!どうにか700句越えちゃいました!!!>
何時の間にか冬が来ました。
想えばなんちゃって俳句を始めたのが六月ですから
それから5ヶ月が経ち
季節は立冬を過ぎて小六月となりました。
「なんちゃって俳句」書き溜めて冬にはいった
小六月にやっと700句に達しました。
想いのままに一句一句をまとめて
何時の間にか700句です。
恐ろしいほど今年の夏は長く
なんちゃって俳句はじめてから
この11月に入ってからも
まだ夏日が続いています。
25度を超える気温の日が半年も続いて
暦の上ではもう冬です。
信じられない温暖化現象ですよね!
そんな中であっという間のようで
何時の間にかのようで
長い6ヶ月のような
不思議な猛暑の間になんちゃって俳句は
なんと700句を越えました。
700句めの俳句は
「小春日にお茶一杯の安らぎを」
季語は「小春日」
しかも17文字です
なぜこれがなんちゃって俳句か。
これまでの俳句とはどこかが違う
この句は下5の語り掛けるような口語調の
ニュアンスと上5の「に」で一句に
切れがない俳句となっています。
そこがなんちゃってだと考えます。
「なんちゃって俳句!」がどこまで
これまでの俳句と違い
どこがこれまでの俳句と同じなのか
難しいところですが
何かが違うというような
微妙な感覚がそろそろ出てきました。
「心傷に月光とどくまで眺め」
例えばこの句ですが
「月光」が月の光りで秋の季語です。
美しい秋の月の光にどこか誘われて
じっと眺めていると
自分の心の底の傷みが沸き上がり
その想いに月が優しく光をそそいでくれているようだ
という意味の心象句です。
リズムは5+9+3=17
句またがりです。
俳句の基本から大きく離れてはいません。
けれども一句が一つのリズムで流れていて
切れが無いです。意味もひとつです。
一句一章と言われる句になるのかも知れません。
けれども従来の写生句を基本とした俳句とは
何処か視点が違いますね。
そこでなんちゃって俳句でいいと考えます。
なんちゃって俳句で
作者が言いたいことが
解り易く俳句に表現出来たら
心理心象が伝わる心に響く俳句が
詠めるのではないかと考えて
なんちゃって俳句に
まだまだチャレンジしてゆきます。
<500句~700句までの抜粋10句>
「裏表なくてメビウスの人の輪」
「カレンダーたった一枚九月尽」
「人が人を越えればもはや事件だ」
「無機質な町が猛暑にさめてゆく」
「マスクいらないマスクの時機到来」
「短くて月が泣いてる秋はどこ」
「林檎煮るみるみる外は真っ暗に」
「後の月もう少しだけ眺めたい」
「惑星の止まらないサイクルに立つ」
「にらめっこ熟柿としてる根競べ」
<400句~500句の抜粋5句>
「明日のことだれも解らず終戦日」
「揚羽蝶みつけたら子供に返る」
「満足と限界の際に夏が来る」
「爽やかな晴空に涙がこぼれ」
「流れ星どこかで思い出がしゃべる」