梅はちょうど二月の早春に咲く花ですね。梅の花が咲き始めると少しづつ風が和らぎ氷や雪が解け始めます。関東では水温む季節です。
梅は白と紅が一緒に咲くのでお目出度い春を告げる花と言われています。
白梅は自然に野山でも見かけますが
紅梅は観賞用が多いといいます。
白梅には実がなり、夏には青梅となり、干して梅干しにします。
最近では梅ジャムにしたりしますね。
紅梅の方はあまり実はなりません。小さな実がなる品種もありますが梅干しにはなりません。
この他に蝋梅が黄色くふっくらと意外に早く咲きます。俳句では冬の季語とされていますが、二月ころまで長く咲いています。
こうして梅には三色あり色とりどりの花が楽しめますね。勿論、品種改良された庭木や観賞用の品種なども年々増えて行きますから三色と一概には言えませんが、多くは梅と言えばこの三種類が好まれているようです。
勿論、句材としても今でも多く詠まれています。